【AccessVBA】ダブルクリックでズームボックスを開く

Accessでフォームを作っているとき、デザインなどは後回しでオブジェクトを適当に配置してしまい、仕上げの段階でできるだけユーザに使いやすく、と思ってもどうにもならない場合があったりします。(私のデザインセンスの問題が多分にあると思いますが)

特に帳票フォームで文字数の多い項目を表示しているときなど、縦に広げるか横に広げるか、どう配置すればより見やすく使いやすくなるか、悩みはつきませんが、それを解決するひとつの手段をご紹介します。

Accessに標準搭載されているズームボックスを活用する方法です。

テキストボックスやコンボボックスにカーソルがある状態でShiftキーとF2を同時に押すことで呼び出せるこのズームボックスをVBAで開きます。

帳票フォームで項目の幅が狭くなり全体が表示できない時に、その項目をダブルクリックすることでズームします。

方法は簡単で、ズームさせたいオブジェクトのイベント「ダブルクリック時」に以下のコードを書くだけです。

DoCmd.RunCommand acCmdZoomBox

これを使わずにスッキリ収められれば一番良いのですが、長いテキスト(旧メモ)型フィールドなどはなかなか厳しいので、ちょこちょこ使うテクニックです。